古木里庫で選んだ薪ストーブ
Yさんが選んだのは、FPI社の『ハンプトンH300』ティンバーブラウン(ホウロウ仕上げ)。光沢のある深い茶色は、木製のハンドルともよく合い、品のある姿です。ベージュを基調としたY邸のリビングにもしっくりと馴染みます。
大きな窓から見える炎は、古木里庫にある中でもトップクラスの美しさ。優れたクリーンバーン燃焼(*1)により、その炎はオーロラのようにゆらめき、みる人に癒しをあたえてくれます。さらに、構造がシンプルで、メンテナンス性が良いことも特徴です。構造のシンプルさは、壊れにくさにも繋がります。
(*1)クリーンバーン燃焼とは…薪の燃焼時に燃え切らなかった煙を、二次燃焼させる方式。煙に含まれる不純物を再度燃焼させることによって、熱効率を向上させるとともに、排気ガスをクリーンにする技術です。同時に、炎がオーロラのようなゆらめきをみせます。
薪ストーブの魅力
薪ストーブの導入を考えはじめたのは、ご主人の一目惚れがきっかけでした。反対に奥さんは乗り気ではなかったそうです。小さなお子さんがいることや、火の管理が大変そうというイメージが大きな要因でした。しかし、息子さん二人が料理好きなことから、煮る・焼く・蒸すなど、さまざまな料理に使える薪ストーブに興味をもちはじめました。見学会では、実際に料理の楽しさや、包みこまれるようなあたたかさを体感し、導入を決意。「冬には数えきれないほどピザを焼いて楽しんでいます」と奥様。すでに薪ストーブは暮らしにに欠かせない存在となっているようです。
家族によりそう薪ストーブ
冬が近づくと薪の調達をし、朝一番に薪をくべる。あたたまった鍋をテーブルに運ぶ…。いつのまにか暮らしの一部に溶け込んでいた薪ストーブ。炎のまわりには自然と家族が集まり、ゆっくりと時間が流れます。以前よりだんらんの時間も増えたと言います。これからも親子で薪を割ったり、炎を見ながらおしゃべりしたりと、暮らしの楽しみが広がることでしょう。
観音寺市Y様(家族構成:ご夫婦+子ども2人)
施工年:2011年
設置した薪ストーブ:FTP社『ハンプトンH300』